今年のとぶくじらのミュージカルは、
「みんなの心に、灯りをともそう」が、
テーマになっています。
だから今年は、
作品内の光の演出が、
私の新規開拓分野!
と、いうわけで、
昨日はデンパークというところに、
キャンドルパフォーマンスを
見に行ってきました。
色とりどりのキャンドルに火がともり、
風に灯りが揺れる様がとてもキレイ!
…と、言いたいところでしたが、
台風の風で、ろうそく達は
担当の方々がつけてもつけても
あっという間に消えていきました。
でも、やっぱりついたところは
すごくキレイで、
私は一時間半くらい
そこで深海魚の演出を考えました。
LEDランタンが
たくさんぶらさがっている演出もあり、
それは風に吹かれても消えず、
軽く揺れながら、
機械的についたり消えたりを
繰り返していました。
やっぱり自然光が最高ですが、
舞台では消防法の都合もあるし、
安全を考慮したら使えないけど、
この揺れる灯りと、
さまざまな色の灯りの
絶妙な使い分けは活かせそう!
などと思いつつ、
今日の練習でさっそく深海魚役の子達と、
光の演出について話をして、
動きを作っていきました。
リュウグウノツカイには、
カラフルなライトを長い体に、
ライン状につけたいね。
じゃあ、その体はどうする?
ずっと長いと邪魔だよね。
体に巻き付けてスカートにしちゃえば?!
すごいなぁ…
こどもの発想には、いつも感動です!
チョウチンアンコウは長老の役だから、
ランタン付きの杖で光を操りたいね!
さっそく魔法を考えさせると、
二人いるチョウチンアンコウそれぞれに、
杖の振り方を工夫してくれました。
そうそう、体は
デコトラ(電飾でデコったトラック)みたいに
するのもいいね!
練習はやりながら
内容が深まります。
海の生き物にいるイルカ役は、
ビーチボールやフラフープを
取り入れた動きにしよう!
これは夏に水族館に行った成果!
子どものアイディアを出させるには、
仕掛け人側にも、
そのアイディアを豊かにできるだけの
新鮮なイメージが必要でなと、
改めて思いました。
子どもの心に火をともそう。
消えかかったら、
何度でもつけ直して、
たくさんたくさん灯りを増やそう!
そしたら、
本当に美しくて豊かな世界になるから!
ワクワクの1日になりました。