私は一本道が好きです。
少しくらい遠くなっても、
真っ直ぐな道を進みたい。
見通しがいいと、
なんだか晴れ晴れとした気持ちで
歩いていける気がするから。
目指すべき場所を見つめて、
腕をふって足をあげて、
楽しくガツガツ進んでいたい。
でも、
コロナ禍の中、
何かを進めるには、
曲がり道、進路変更、遠回り。
穴を掘って進んだり、
ジャンプしながら飛び越えたり。
こんな冒険したことないってくらい、
いろんな道なき道を
進んできました。
少しは賢く、優しく、
たくましくなれたかな。
と、思いながら、
子どもたちと
大きなクジラが空を飛ぶような
奇跡を起こすべく、
前に進んでいます。
先日、
家族だけに見せる
『オズの魔法使い』の本番に向け、
舞台さんたちが稽古見にきてくれました。
「よくぞこれだけ工夫して、
感染対策を考えて作ったね」と、
言ってもらえました。
ホッとして嬉しくて、
今日は子どもたちと
それを共有し合い、
笑い合い、
楽しい時間を過ごしました。
嬉しい気持ちや
不安な気持ち、
悲しい気持ちや
辛い気持ち、
いろんな気持ちがそれぞれに
たくさん押し寄せるけど、
それを共有しあえるって、
すごくステキだなと改めて思いました。
分かり合えない時は、
話し合ったりして、
言い合ったりしてもいい。
胸に秘めて、
苦しいままでいたら、
辛くなってしまうから、
たくさん伝え合えたらいいな。
ソーシャルディスタンスなんて
人との距離をとらなきゃいけない
今の時期だからこそ、
心がふれあえたら
すごくステキだな。