伝わっている気持ち | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


先日、厳重な感染対策をしたうえで、
小さな小学校で指導してきた
全校生徒による
こどもミュージカルの本番を終えました。

全員がマスクをして、
舞台上も距離をとり、
手洗いや消毒を徹底して、
短い時間に終わらせる。

でも、
こどもたちは、
本番ができたことが本当に嬉しく、
みんなが本気になる
輝く時間になりました。

どんな状況でも、
喜びを自分たちで作り出し、
積極的に楽しんだこどもたちは、
本当に素晴らしかったです。

生きるたくましさを感じました。

生徒会長の子が、
最後に私への挨拶で、
「先生は、
どんなことにも真剣に受け止めてくれて、
こどもファーストに考えてくれた」と、
言ってくれました。

嬉しかったです。

それがまさに、
私が目指す
子どもと過ごす時間の全てだから。

伝わっている気持ち。

それを伝えてくれる子がいるなんて、
本当に嬉しかったです。

帰りに、
別の六年生の子が、
「僕らが卒業しても、
ずっと指導にきて!」と、
言ってくれました。

私は本当に幸せです。

こどもたちが、
次のこどもたちに伝えたい思いや、
残したい時間だと思ってくれたのが嬉しい。

今年度、
ミュージカルに取り組むか話し合い、
「どんなふうでも、
想像力を働かせればやり方はあるから、
こどもの楽しめる時間を作ろう」と、
学校の先生たちと決意して、
本当に大変だったのは、
私より先生たちです。

先生たちもみんなで
こどもファーストにして場を作り、
作品を作り、
みんなで本番を作れたミュージカル。

私は先生たちの努力にも
日々、感動をもらいました。

マスク着用の写真もふくめ、
一生忘れられない公演になったでしょう。


次は、とぶくじらのミュージカル。

制限はたくさんあれども、
やれる可能性があるなら、
最後まで最大限に取り組もう!

今までとは違う楽しさで、
舞台を作ろう。

こどもたちがくれた感動を大事に、
またがんばりたいです。