懐かしの子どもたち | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


とぶくじらを結成して12年。
一生懸命、続けてきました。

子どもたちが喜べる場所を作る。
弾める場所にする。

本当にそれができていれば、
きっと続くはず。

ひとまず一年。
それから三年。
がんばれ五年。
よし、十年。
気づけば十二年…

そして、私はさらに十年先に
向かいたいなと思うのです。

だって、この十二年、
私は自ら育ったんじゃなくて、
子どもたちや保護者、
スタッフの方々、
関わってくれる全ての方に
育ててもらったから。

まだまだ、育っていきたいです。

歳を重ね、
子どもとも保護者とも年が離れていくし、
追いつかない体力。

でも、経験値はついてくる。

偉そうになってないかな。
ちゃんとダメな時に反省できてるかな。
必要な時に、
ちゃんと変われているかな。

進化するには、
変化を恐れないこと。

だけど、大事にしていることは
変わらずにあり続けること。

…というようなことを
近ごろ考えていました。

そしたら、嬉しい事件が起きました。

とぶくじら立ち上げ当初の出演者の子が、
いよいよ高校生になるんだけど、
「なにか手伝いたい」って思ってくれている、
と、聞きました。

ちょうど、
今年はチャレンジしたいことがあり、
それはその子の得意なことで、
頼りになる!
嬉しいなぁ〜

そして、立ち上げ2年目から
とぶくじらにいて卒業していって
しばらく出会えていなかった子と
3年ぶりに再開しました。

すごく嬉しそうに、
会いたかった!と、
言ってくれました。

そして、今の近況をたくさんたくさん
話してくれました。

彼女たちの大事な子ども時代に、
あたたかな時間を共有できて、
それは私にも彼女たちにも嬉しい記憶。

とぶくじらの中で、
育ったたくさんの思いがある。

私の中だけじゃなく、
子どもたちの中にもたくさん。

それは、一緒に育てた時間。


嬉しいなぁ、嬉しいなぁ。
みんなが育ってることが。
年を重ねるのも悪くないです。