中止になりました。
学校関係も週明けから休校。
こどもたちも保護者の方も、
現場の方々も、大変な時ですね。
あちこちから、
不安と不満と怒りの声が聞こえます。
じゃあ、どうしたらいいと思う?
大切なのは、そこじゃないかな。
じゃあ、今をどう過ごす?
とか。
かくいう私はというと…
私は舞台には神様がいると
信じています。
その神様に真摯に向き合い、
あいさつを怠らなければ、
力を貸してくれて、
安全に舞台を終えることができ、
舞台の奇跡を起こしてくれるって、
思っています。
木曜、金曜は、
こどもたちとの
連絡の行き違いなどがないよう、
会館に足を運びました。
会館の利用は、
キャンセルの仕様がないので、
使おうと思えば
主宰者の私は利用書があるから使えます。
木曜日は、つらくて中を見る気にも
なれませんでした。
昨日は、気持ちを変えて、
舞台の神様に正座であいさつをしました。
また、よろしくお願いします。
そしたら、
なんだか楽しくなってきて、
私のソロコンサートを
舞台の神様に聞いてもらうことにしました。
前に進む歌、
自分を信じて道を切り開く歌、
悩みながら人生を開く歌…
いろんなミュージカルソングを。
昭和文化小劇場は、
すごく響きの気持ちいい会館で、
歌う自分の声に、
自分が励まされました。
そして、
ミュージカルの歌は心に響き、
命を励ます作りになっていること、
舞台で歌われることが
想定されて響き方や広がり方も
考えて作られていることなども
その場で一人、
歌ったことでわかりました。
舞台の神様がいることも、
なんとなく守られている空気から
感じました。
みんなで立てなかった寂しさや、
楽しいからおいでよ!と、
誘えない辛さでいっぱいだけど、
だからこそ、
この舞台の力を
感じられる場を作り続けるためにも、
今は中止して良かったと思っています。
こんな時にしか
できないこともある。
こんな時だから
できることもある。
こんな事態が起きたからこそ、
わかることもある。
楽しもう、今を。
感じよう、今を。