登場から精神をこめる | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


今年はミュージカルが『西遊記』なので、
3月からカンフーを習っています。

今日、練習に行くと
ジュニアの子たちが試合前で、
気合いの入った姿をしていました。

先生が試合に出ない人のレッスン後、
試合に出る子たちが
名前を呼ばれて出るところから
練習するというので、
見せてもらいました。

一人一人の気合いの入った姿、
この二か月くらいで、
急激にうまくなっていて感動でした。

そこで、先生が数名の子にした指導。

それは、登場の仕方でした。

気合いがはいって、
頭から突っ込んでいくようではよくない。

登場前に精神をこめて
スッと立つ。

そして、挨拶したら、
立ち場所は事前に決めて入っていき、
フラフラ探さない。

まっすぐ立ち、
パッと始めず、
用意ができたら、突然
あざやかに始める。

その登場を見るだけで、
その選手が何点がだいたい見える、
と、いうのです。

感動ひとしきりでした。

役決めをする時も、
本番に出る前も、
その日のその子を見れば、
どんなふうに取り組みたいか
見てとれます。

だからこそ、
そんな研ぎ澄まされた時間をもつことで、
自分の行動に精神を込める術を
体ごと学んでいくのですね。

自分の行動に責任を持つには、
自分の行動に精神を込めた経験が
どれだけあるかなのかもしれないですね。