京劇『西遊記』を観てきました! | こどもの心はミュージカル!

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こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


今日は京劇の『西遊記』を観てきました。

上海(上海京劇院)から来てられる方なので、
横に字幕が出ているステージで、
独特の発声法や語り口、
子どもの頃は苦手なジャンルでしたが、
演目が今の私にはタイムリーなこともあり、
めちゃくちゃ楽しんできました。

なんと言っても、
動きのクオリティが高くて、感動でした。

私は今、ミュージカルのために
カンフーを習っていますが、
その動きからきたような戦いのシーンは
迫力があり、カッコいい!

でも、1番感動したのは、
言葉は字幕でついていけなくても、

動きや表情から客席の笑いを引き出す。

戦いのリズムで客席を圧倒していく。

それらは、
言葉を超え、
国を超え、
文化を超え、
繋がる
笑いであり、
感動なのです。

衣装や装置の色彩、
小道具のセンスは
国が違うからこそ、
刺激的でした。

棒にフサがついているのを
馬に見立てたり、
龍の役の頭には
長い羽がついていて、
その先のなびき方すら、
演技の一部になったり、
波を表す布の活かし方とか…

文化が違うとか、
考え方が違うとか、
表現法が違うとか、
違うところがあることよりも、
人間が放つ表現する素晴らしさに
改めて胸をうたれました。

舞台から客席に
伝えられる何かがある。

いやぁ〜
刺激をたくさんもらいました。