ミュージカルの練習が
毎回、ワクワクしながら進んでいます。
今年は演目が『西遊記』だと
いうこともあり、
みんなのテンションの上がり方も
今までとは違って、
パワーがあふれています。
私が気をつけていても、
パワフルな子が
よりパワフルになると
コントロールがきかなくて、
ちょっとぶつかりやすくなったりします。
そんな時、怪我をしないコツは、
危ないと思ったら
無理をしないこと。
そして、危ない動きをしている子には
近づかないことです。
これは、イジメではありません。
危ない動きといいますが、
他の子よりちょっと激しいだけ。
その激しさが好きな子もいます。
そういう同士は、
激しくじゃれあっても
怪我になりません。
でも、繊細な子は、
その激しさにびっくりして
身を守り損なうのです。
だから、危ないと思ったら、
離れるように伝えています。
名東教室は、
今年、人数が増えて
部屋がパンパン。
会場を変えた方がいいかなぁと思う部分と、
この中でその身を守る感性を養う機会に
したらいいかなと思う部分と。
始まって以来、
レッスンを見ている年中くん。
お母さんのそばで様子を見ています。
安全を守っているのです。
そして、家では歌ってくれているそうで、
こないだは、レッスン後に私に
考えた動きを見せてくれました。
逆にお姉ちゃんの付き添いできている
2歳さんはみんなが動いていても、
どんどん入ってきます。
彼女はわりとパワフルなのです。
岩倉の初参加の小1女子も、
3回目にして、
前からいる優しい中2の男の子になついて、
その子にくっつき、
その子を盾に入り始め、
終わる頃には
その子から離れても
参加できるようになりました。
逆にヤンチャ過ぎる
小6になったベテランくんは、
自分がヤンチャ過ぎるのを理解し、
今回は控えめにスタートをきっています。
みんなが安定したら走るぞと
意気揚々とその時を待っています。
子どもは大人が思う以上に、
本能的に身を守り、
自分の入るべき時を見計らっています。
自分の身は自分で守る感覚。
大切ですね。