夏にこどもは、背が伸びるなぁと
ミュージカルをしていて、
夏明けの子を見ると思います。
かく言う私も、
今日の健康診断で、
20年前から7mmも伸びていました…
年取ると縮むはずだけど、
心が伸びやかになると、
背も伸びるのかな?
さて、
とぶくじらの夏の合同練習では、
役決めの他にも、
踊りの振り付けなどを
全員で復習します。
夏のパワーアップ講座に出た
高学年以上の子が中心に、
全身を伸びやかに、
腕は肩から先じゃなくて、
肩甲骨ごと、僧帽筋ごと伸ばすことや、
振り付けの中にある
伸びたり縮んだりする
メリハリのある動きを
さらにしっかりやるようになり、
だんだん、とぶくじらの踊りも
大胆かつ、美しくなってきました。
自分なりに伸びやかに踊ることに、
客観的な体全体の筋肉や骨格を理解した
伸びやかさがプラスされると、
表現はより豊かになります。
表現は常に
主観的な思いがたっぷりあるところに、
客観的な理解があることで
豊かになります。
歌も歌詞の奥にある
イメージからくる息を理解すると
表現に客観的な的確さが出ます。
今年は四部合唱にも挑戦です。
人の声を聞く力があり、
自分の声もいきてくる。
ミュージカルの脚本の直しも
言葉を整理して、
セリフが主観的にも
豊かに表現したくなる内容で、
なおかつ
音楽的なリズムが作られるよう、
四苦八苦です。
また、衣装のデザインも
同時並行です。
今のファッション誌も
私は参考にしています。
自分の配役への思いだけじゃなく、
原作やディズニーのイラストだけでもなく、
今のセンスもとりいれたい。
色の組み合わせ方や
デザインの合わせ方、
丈感や布地の質感…
現代っ子はセンスがいいから、
それも多少、配慮しないと
きてもらえません。
新しく作ったフクロウの役は、
フクロウの生態から調べています。
フクロウとミミズクは
たいした違いがないし、
ミミズクの耳に見えるのは、
耳じゃなくて羽角という毛。
フクロウの耳は、目の横にあり、
左右位置が違う、
羽は消音効果がある構造になってる
…とかとか、
知らないことがいっぱいで面白いです!
ミュージカルしてなかったら、
知らないでいたことばかり。
いくつになっても
伸びゆく心と体で
こどもたちとは関わっていたいです!