ミズカラのバランスで、
内側が真っ直ぐになると、
スックと立ちます。
手を優しく添えながら、
卵が立ちたがるバランスを見つけたら、
卵がスックと立つから、
手を離せます。
ボディートークを学び、
初めて卵を立たせた時、
私は3時間かかりました。
その時の感動と、
立つことが信じられた喜び、
卵への愛しさ。
手助けはあくまで
相手のミズカラを支えること、
という実感を得られた気持ちを
ボディートークを知る方には
感じてほしいと、
私が指導するボディートークの
年間コースでも、卵立てをします。
今日はその日。
障害者の方の就労支援施設で
働く方が多いクラスです。
やり始めて5分も立たないうちに、
あっちでもこっちでも
みんながサッサと卵を立てていました。
さも、立つことが当たり前のように。
この施設に来られる利用者の方は、
ちゃんと、その方々の
ミズカラが保証されているんだな。
改めて思いました。
早く立てばいいってもんじゃなくて、
自分が卵とどう向かい合っているかが
感じられることが大事で、
立たないことにめげなくていいのですが、
立つ感動は、一度は味わってほしい
プログラムです。
かくいう私は、
その場で
今日は立ちませんでした。
写真とるために、
何度も挑戦!
振動ですぐ倒れて、
結局、5回も立て直し!
気持ちの焦りや、
立たせてみせたいという欲が出ると
立たないなぁ…
まだまだ修行の身です💦