今日はご縁があって、
播州赤穂で親子でボディートークと
子育てサポーターの方々に
ボディートークの講習をしにきました。
初めての地で
なかなか緊張しましたが、
どこであろうと、
「保護者や保育者が
子どものあり方の素晴らしさに気づき、
ふれあいが増えるような内容にする」と
いうことだけに焦点をあてて、
講座をしてきました。
親子は1歳半から3歳さん。
早くから会場に来た子と、
積極的にコミュニケーションを
とりました。
子どもにとって、
場になれること、人になれることは、
とても大事だからです。
メルちゃんという人形を
手放せない女の子に、
ママが
「じゃまになるから、置きに行こう」と
説得してくれていたので、
「あっ、お友だち連れて来てくれたんだね。
じゃあ、お友だちも一緒にやろう」と
声をかけさせてもらったら、
彼女はニッコリ。
会場の中にすすんではいってくれました。
積極的に動き回る子が多いから、
ちょっとヤンチャな動くプログラムを
中心にしました。
そしたら、いつもは
じっとできないタイプの子が
大活躍です(๑>◡<๑)
とくに、私に手を持たれて、
足を開く大ジャンプはおてのもの!
見本にもなってくれて、
みんなから拍手を浴びました。
次々、違う子が「やって!」と
きてくれたおかげで
ジャンプを見せながら、
ジャンプに出る性格の表れ方を
解説できました!
おとなしい子は、
体ほぐしでママとふれあいを
楽しみます。
体に心のあり方が
でているのがわかると、
お母様の手がたくさんこどもに
ふれてくれて、嬉しそうなこどもたち。
さっきのメルちゃんを連れていた子は、
メルちゃんと一緒に
ボディートークをしていました。
ジャンプの仕方にも、
その子のあり方が出るのに
興味を持ったお母様が、
帰り際に我が子と質問にきてくれました。
ジャンプしたときに、
ちょっと面白い飛び方をした3歳君は、
素晴らしいアイディアマン!
いつも、面白いことをしようと
たくらんでいます。
お母様がわけがわからないと思ったら、
面白いことを考えているんだ、と、
見てみてください。
我が子の発想力に感動しますよ、
と、お伝えしました。
すると、帰り際、
彼は白目をむいて私に手を振りました!
「面白いことするね!」と、
声をかけたら、
次々に愉快な表情を作って
見せてくれます。
その豊かな表情の
オンパレードったら(๑>◡<๑)
「これこそ、
彼の無限の創造力の表れですね!」と
お母様に言うと、
お母様も嬉しそうでした。
子どもサポーターの方々は、
やはり今の子どもたちに
なにか自分たちのできることを
したいと思って
集まっていらっしゃるから、
一緒にボディートークをしても、
私の方が学ばせていただくことが
多いくらいの、
充実した時間となりました。
いただく質問にこそ、
これから私が
伝えるべき内容があります。
たくさん質問をいただき、
本当に充実した時間となりました。
どんな手段でもいいから、
子どもの個性が個性として理解され、
大事に育まれる場を生み出したい。
それは自分勝手をよしとするんじゃなく、
すべての行動には意味があり、
糸がもつれて
うまく出せていない子には、
糸をときほぐすように
体をほぐすことが大事だと
伝え続ける作業。
師匠は
「それは、いつでも
砂漠にコップ一杯の水を
注ぎ続ける作業だ。
すぐに染みて消えることもあるが、
やり続けることで、
木が生えたり、
オアシスができることもある」と
言いますが、
今日は、
コップ一杯の水を注いだら、
すでに土には種が埋まっていて、
水をかけたら、
すぐに芽が出たような時間でした。
名古屋から私を呼ぶために
ご尽力を尽くしてくださった方と
今日出会えた方すべてに、
心より感謝を(๑>◡<๑)