先日、ミュージカルの練習をした帰りに、
こどもたちに「いいことあった?」と
聞かれました。
その子たちのお父様も
「先生、今日、輝いてました!」と、
言っていただきました。
いいこと?
プライベートは…今はちょっと
しんどい時期です。
なかなか輝いてられる
感じはありません。
でも…
実はあったんです!
いいことが。
ミュージカルの練習の中に!
ミュージカルに興味はあるけど、
とにかく自分のタイミングで
物事をすすめたい年長くん。
少しずつ、私に近づいてくれて、
ミュージカルに近づいてくれて、
ミュージカルの仲間と
遊び始めている彼が、
前回の練習中に、
仲間をゾンビに変身して
追いかけていたから、
今回の即興、「追いかけっこ」で、
それをやってみて、と、提案。
ビデオもとるし、
練習に参加する意思を見せることになるし、
無理かなぁと、思いつつ、声をかけたら…
2回くらい首を横に振った彼が、
3回目の誘いで立ち上がり、
ゾンビ、やってくれたのです(๑>◡<๑)
しかも、ビデオ撮り間違って
もう一度やることになっても、
快諾してくれました!
大進歩です(๑>◡<๑)
やってみたいことを、
素直にやってみれた!
一人の楽しみが
みんなと共有できた!
彼のイメージが、
羽ばたいた瞬間でした!
これが、私の胸をときめかせずに
いれるわけがありません。
私の心は
弾けっぱなしになり、
お母様も嬉しさいっぱい!
彼もますます楽しそう(๑>◡<๑)
これが、私が輝けた理由。
こどもの生命の輝きに
輝かせてもらっています!
その帰りに、
私はお母様を見つけて一言。
「どうか、今日の参加を
褒めないでください。
彼は楽しいから参加したのであって、
褒められたくてやったんじゃない。
今日の参加を褒めたら、
期待されたくなくてやめちゃうから」と。
こういうことって
結構ありますね。
何気なくやったことを
過剰に褒められたら、
褒められるためにやることになって、
本来の楽しさが消えてしまうこと。
こどもには、今の行為に、
目指すべき目的はないんです。
今の今、楽しいからやっている。
楽しいからやっている気持ちをふくらませて、
遊びは豊かになって、
結果、心も体も頭もフルに使って、
豊かに耕しています。
とぶくじらのミュージカルは、
そんな場でありたいです。
そう言っています(^^)