先日、友だちのススメで
佐久島にいきました。
フェリーがとにかく気持ちよく、
海を渡る海賊フック船長は、
さぞ、海を愛したことだろう!と
思いをはせます。
海を渡るフック船長と、
空を飛び回るピーターパンと。
男の世界は
ロマンに満ちてる!
さて、とぶくじらでは
お子さまの相談を
聞かせてもらうことがあります。
それは、
ここがボディートークを
ベースにしたミュージカルだからで、
こどもの心の安全を
大切に考えているから。
気をつけても
傷つけることはあるけど、
だからって、
傷つけていいわけじゃないから、
そこはできるだけ
丁寧でありたい。
中でも、私は保護者が
お子さんの相談をしてきたら、
こどもがそばにいたら、
あえてこどもの前で
話すようにしています。
私は小さい頃、困った子で、
母はよく周りの先生という人に
相談していました。
先生たちは、影で話す。
ああ…のりちゃんね(-。-;
私はそんな、
秘密にして
親に伝えなきゃいけないような
悪い子か?
コソコソされてるみたいで
辛かったから。
こどもの行動の意味を、
こどものそばで、
こどもの確認を取りながら
話し合う。
そしたら、
本人も納得できるから。
聞きたくない子は、
そういう空気の時、
必ず離れていくから、
聞こうとするなら、説明します。
先日、個人レッスンを希望した
2年の女の子は、
レッスンを通して
お母さんに
今の自分の心のモヤモヤを
うまく伝えてもらいたかったみたい。
まだ、2年では
言葉がたりないし、
気持ちが整理しきれなくて、
私に頼んでくれたのです。
彼女の悩みを、
背中をほぐしていると、
彼女の体から声が聞こえてきます。
でも、声を聞き違うこともあるから、
ちゃんと
「あなたの気持ちはこうなんじゃない?」
と、確認してお母さんに伝えたら
頷きながら私の話を聞き、
笑顔になった彼女。
気持ちがラクになったみたい。
その子だけじゃありません。
小学2年くらいの女子や、
小学3年くらいの多感な男子は、
周りが見え始めて、
個性の出方も様々だし、
感情も複雑になり始めます。
一面的じゃなく、
多面的にみて、
その子の頼りなさを責めず、
成長の過程としてみたら、
みんな、がんばっているのが
わかります。
「がんばってるんだもんね」
責めないで、
その子の本質を見て
その一言が伝えられたら、
解決できることがいっぱいです。
それを、
こどもの気持ちに寄り添い、
理解し、問題があるなら、
あたたかさから解決していくのが
大事だと思います。
彼、彼女なりに
がんばっているのを、
おとなが責めちゃいけません。
また、
がんばって子育てしてる親のことも、
責めちゃいけません。
子育てに奮闘して、
でも、手が足りないなら、
足りるよう
あなたの手を貸してあげたらいいのです。
こどもは天使じゃないから、
間違うことや
失敗して傷つけること、
弱くてめげそうで、
それをズルく出すこともある。
それを親が見えないこともある。
そんな子を見かけたら、
まずは寄り添い、
理解できるおとなでありたいと
私は思います。
だって、こどもは理解してもらえたら、
ちゃんと素直さを取り戻せるから。
笑顔も優しさも!
おとながこどもを
分かったつもりで語らずに、
いつでも問いかけながら、
相手の心の声に耳を傾けながら、
お互いに成長していけたらいいなぁ。