半音の魅力! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

とぶくじら広場は
希望者多数のため、
5月最初のレッスンで、
体験レッスンをしめきります!

今年もこどもたちと
たくさん出会える喜びでいっぱいです。

ありがとうございます(๑>◡<๑)

と、いうわけで
今日はミュージカルの脚本作りに
頭を悩ませています。

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私の師匠の増田先生は、
もともと音楽家です。

だから、こどもミュージカルの歌には
増田先生が作った歌が
たくさんあります。

その中に
『白雪姫』がお妃の命令で
森に捨てられたことを歌う歌があります。

同じ歌詞を繰り返すことが
ほとんどない増田先生の作詞。

繰り返すには意味がある、と、
教えられてきました。

この歌は、2回、
同じ歌詞が繰り返されます。

お妃様(母親)に殺されそうになった
白雪姫の悲しみが歌われています。

「お妃様は私を憎み…
殺そうとしたのよ♪」
と、最初はストレートに、
「殺そうとしたのよ♪」
そして、2回目は半音になります。

この半音に白雪姫の悲しみがあり、
その魅力を歌の中で表現できたら
ステキだと先生は
おっしゃっていました。

今、自分の
ミュージカルの歌を探しながら、
この半音の魅力を
より深く感じるようになりました。

半音は魅力的です。

そこに一言では伝えられない
繊細な感情がある。

今、私がはまっている
『モアナと伝説の海』の
サントラの中でも
半音の魅力はあふれていて、
とくにシャイニーというカニの歌を
ローリーが歌っているのが
歌の表現として、たまらなく好きです。

音としても完結しなくて、
「続く」というお話の終わりのような
感じがある。

本音や複雑な感情が
半音の中に息としてみえる。

その半音をいかした
歌があるとステキだなぁ