春です!
シーズンオフに近い私は、
遊ぶなら今だ!
と、ばかりに遊びたい。
次のミュージカルの準備もしたい。
体づくりにも入りたい!
やりたいことは、
いっぱいあるはずなのに、
一番好きなミュージカルがないせいか、
必ず不調をきたす時期です。
先日は木曜の夜中から発熱し、
久々の39.2なんて数字を見てビックリ!
3日下がらずに食も細くなりました。
すると、
父のことを話したい母から
発熱2日目の一番しんどい時に
電話がかかってきました。
頭クラクラなままでたら、
異変に気付くのが親ですね。
ありがたいことに
3日目に大阪から飛んできちゃいました。
電話で、来なくていいと行ったけど、
たぶん次の日に来るなと思い、
泊まるなら布団が…
風邪うつらないようマスクを…
あ、寝られるよう衣装をどけなきゃ…
など、まだ熱が高い2日目の夜に
動きまくりました。
母が来た日は、熱もだいぶ下がり始め、
布団にいたものの
結局、母としゃべってばかり。
母は食べきれないほどご飯をつくり、
看病しにきた割には、
することがないからと、
なぜかガスレンジを磨き、
買い物をしてくれて、
私の好きなあんぱんをたくさん置いて、
また、父の元に帰って行きました。
あんぱん、消化に悪いんだけどなぁと
それでも食べている私。
そして、母が帰った昨日の夜から
神経が目覚めて眠れない。
ミュージカルの仕事が
急に気になり、
一晩中起きている始末。
病み上がりなのに!
今日も大事な仕事があるのに!
と、思いつつも
起き出して仕事をしていました。
ミュージカルなくて、
人にも気遣うから
たくさん人に会う気になれなくて、
実は寂しかった心の風邪だったのかなぁと、
まだまだ幼い自分の存在を
見た気がしました。
正直、高熱明けで
フラフラなのだけれど、
頭だけさえています。
明け方に
神経が冴え渡る中で読み返す
『ピーターパン』には、
作者の性格や母への思いが見えた気がして、
また違った目線になれました。
作者のバリ氏は
母が恋しくて恋しくて仕方なかったけど、
母親は小さいうちに亡くなった
お兄ちゃんに心を持っていかれたと感じ、
お兄ちゃんの子ども時代の面影を
自分にうつして、
生き続けようとした愛と切なさ。
その思慕たるや!
この物語には、
母によって満たされない
切ない子ども心がつまっている。
この歳の夜ふかしは
美容に毒、なんだけどなぁ。
でも、やはり、
今生きている私を
幾つになっても気にしてくれる
親はありがたいです。