こどもの記憶にすり込まれるもの | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

{CCED0836-E791-4094-8D08-100121C15557}

中学生の時、
茨木のりこさんの詩と出会い、
愛読していました。

これは、それより後に出版され、
購入したものですが、
青春時代には、この「寄りかからず」も
愛読していました。

茨木のりこさんの詩の中に、
「こどもたち」というのがあります。

こどもたちは、
見た景色や感じたことを、
断片的に記憶しているが、
ある時それが、
ゴブラン織りのように紡がれる、
という内容です。

私はその詩に衝撃を受けました。

自分も、そのゴブラン織りを紡いでいるし、
誰かのゴブラン織りにも彩られている、と、
こどもと出会うたびに思います。

それが、できるだけ
あたたかな色だといいな、と。


今日、ミュージカルの積荷をしに、
icccoさんにいきました。

いつもはスタッフの車で
運んでもらうのですが、
そのスタッフは今回、
2公演出演するから、
少しでも体を休めてほしくて、
一部の保護者の方に頼んだら、
数人が声をあげてくれました!

そこで、icccoでやっている
ホメオパシー茶話会の後に
積荷をするようにしました。

私は茶話会の時間から
二階で作業をさせてもらっていたら…
下から小さな子の声が聞こえます。

「あ〜あ〜」という
赤ちゃんの声ですが、
明らかに私を呼んでいます!

見に行くと、
そこには、以前、
個人レッスンした方が、
赤ちゃんと一緒に茶話会に来ていて、
その赤ちゃんが私を見て、
私を思い出し、
私に会いたくて呼んでいたのです。

顔を見せたら、嬉しそうに
笑いかけてくれます!

一歳になるかならないかくらいで、
そんなに記憶に残るってある?

ビックリでした。

確かに、個人レッスンで
私は彼をほぐしたし、
それは嬉しそうにしてくれたし、
お母様も喜んでくれたけど…

久々に、茨木のりこさんの詩を
思い出しました。

これが、記憶に残るっていうことか。
ゴブラン織りになるってことか。

会ってない間は忘れてたはずの私を、
フッと思い出し、
あの人に会いたい!と、
とつぜん、思ってくれた。

感激でした*\(^o^)/*


ミュージカルの本番も
もうすぐです。

ミュージカルのみんなと
一緒に舞台に立って、
輝いて、やりとげ、
たくさんの人に支えられた感謝を
こどもたちそれぞれに
いつか紡ぐ日が来るんだと、
新たに思いました。

いい時間にしよう!

改めて思います。