大人の本気でこどももやる気に! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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先日、こどもミュージカルの
南教室を指導していた時のこと。

全体が戦うシーンの練習をしました。

残念ながら、
南教室は小さい子が多い教室だから、
魔法使い役の人がいません。

また、人数も少ないから、
いろんな役が抜けていて、
全体のシーンがわかりづらい。

そこで、お母さんたちの力を借りました。

アラジンの役やお姫さまの役、
町の人に王様、踊り子や盗賊…
それぞれが独立して動くから、
覚えるのも大変!

集中して頭を働かせないと
たちまちわからなくなります。

いつもはニコニコ見ていたお母さんたち、
一緒にやってみて初めて、
こどもたちのがんばりが
わかってきます。

そして、やるうちに
だんだんタイミングがあい始め、
楽しくなってもきます。

アラジンを中心にみんなで
長い布で魔法使いをグルグル巻きにして
やっつける場面は
特にちょっと危なっかしいシーン。

魔法使い役を代役してもらう方にも、
布の持ち方を伝え、
首が閉まらないよう
気をつけてもらいます、

さあ、全体でやってみよう!

魔法使い「さあ、とどめだ!」
アラジン「いまだ、やっつけろ!」

布を持った踊り子と王様が走り出ます!

盗賊はくぐって逃げたところを、
アラジンの仲間にやっつけられます。

さあ、グルグル巻きに!

「ダメーッ!」と、
魔法使い役に飛びついて
助けようとしたのは…

代役をしてくれてるお母さんの子!

あまりに迫真の演技をする
みんなを前に、
お母さんの危険を感じて、
助けようととびついたのでした。

どんなテレビドラマより
感動的な愛の場面でした。

まだ5歳の女の子が
お母さんを助けにとびつく。

自分の安全より
お母さんを守りたくって!

我が子が
命をかけてお母さんを守りにくるくらい、
みんなが本気で練習できたんだね。

もちろん、すぐに
私と交代しました。

あら?
みんな、ますます本気でやってくるわ!

よーし、魔法使い役で
反撃するぞ〜と、ひと暴れ!

みんな、私にやっつけられないよう、
本気でやっつけにきます。

時には何かに本気で立ち向かう勇気を!

そんな迫力の場面に
なってきました*\(^o^)/*