どんな大人になりたい?
周りの大人を見上げたら…
大人って、あんまりステキじゃない。
楽しそうじゃないもの。
と、思っていました。
小学2年で
ステキな歌の先生に出会いました。
歌は楽しく歌えばいいんだよ。
と、教えてもらい、
音痴でも歌が大好きになりました。
その先生は、
いつも楽しそうに歌っていました。
小学4年で
ボディートークの創始者である
増田先生のミュージカルと出会い、
「うわぁ…なんて楽しそうな大人なんだ!」
と、思いました。
その2人と出会い、
私は心に誓いました。
こどもが、
こんな大人もいるなら、
大人になるのも悪くない、と、
思える大人になろう!
それから、30年。
増田先生の元で
ボディートークや
ミュージカルの指導法を学び、
人前に立たせてもらえるようになり、
あの想いは変わりません。
幼保の先生方の研修会を
させていただきました。
「こどもを輝かせる表現指導の方法」
いわゆる劇表現の指導法を
伝える研修会です。
私はこんなとき、
いつも一番大事にしているのは、
先生方が、
「劇って楽しい」と、
感じてもらうこと。
好きな人はより好きに、
苦手な人もちょっと楽しい、と、
思ってもらいたい。
先生が楽しそうであれば、
こどもは必ず楽しそうだと思えるから。
それを身をもって伝えたい。
どんな研修会でも、
学生の前でも、
こどもたちの前でも、
あの人、
楽しそうだなぁ〜*\(^o^)/*
と、思ってもらいたい。
そして、
一緒にやってみたら、
なんだ、楽しいやん!
と、一瞬でも感じてもらいたい。
ありがたいことに
150人の先生方と
午前午後の丸一日。
素晴らしい時間でした。
みんな、楽しそうに笑い、
個性の花が開きました。
みんなの個性がはじけ、
アイディアが輝きます。
リラックスしてもらい、
楽しさを引き出せるのが
ボディートークの良さだから、
先生方はどんどん開き、
こどものように笑い、
表現を膨らませてくださいました。
こどもと一緒に
楽しく過ごすことが大好きな先生方。
今まで以上に、
先生方がキラキラ輝き、
毎日が少しでも
楽しく明るくなってくれたらいいな。
私も毎日毎日、
笑い続けているわけではありません。
でも、
こどもを楽しませるためじゃなく、
まず、自分が楽しむために。
そして、こどもと楽しむために。
こどもに教えるためじゃなく、
こどもから学ぶために。
そして、こどもと育ちあうために。
こどもを育てるためじゃなく、
私を生きるために、
ともに活かし合える生き方を、
よりふくらませていきたいと
思います。