昨日のこどもミュージカルの合同レッスン。
時間を間違え、
早めに終わっちゃったら、
両公演の練習に出る子は、
空き時間の長さに
すっかり退屈していました。
2人の女の子に、
「なにしたらいい?」と聞かれ、
「私の舞台あいさつを考えて」と、
冗談で言ったら、
本気で作ってくれたのが、
白板に書かれていました。
「好奇心いっぱいのこどもが
踊りを考えてくれたり、
お母さま方の助けにより、
とぶくじらの舞台が完成しました」
おお!
私の話をふざけていても
案外、聞いてるんだなぁ~
嬉しくなりました!
大切なこと、ちゃんと伝わってるなぁ
私は「とぶくじら」が
互いを認めあい、許し合い、
一人ではできない
素晴らしい空間を作りたいと
思っています。
それは師匠のミュージカルから学んだ
大切な精神ですが、
話したところで伝わりにくい。
でも、こどもには
ちゃんと伝わってる
昨日のレッスンで、
今までなかなか合同レッスンに
来れていなかった子が、
久々に来ました。
それまで
その子の代わりにセリフを
言ってくれていた子は、
その子の存在に、
スッと自分がセリフを言わず、
その子がいいやすいように
してくれていました。
3歳の女の子が
前回危なっかしかった話をしたら、
みんながフォローして
ケガをしないように声をかけてくれたり。
そのフォローしてもらってる女の子も、
本当はちょっと迷惑なフォローも
あるんだけれど、
ちゃんと受け止めて、
お世話されていたり。
小さくて衣装嫌いの男の子が、
やっと衣装を着たら、
いっぱいいっぱいほめて、
その気にさせてくれたり…
空間の中にある
ひずみになりかねない違和感を
自分たちの力で
よくしようと工夫してくれています。
練習に入りきれない女の子には、
まずは遊びに誘って、
仲良くなって
レッスンに参加しやすいように
遊んでくれていたり!
すごいなぁ
ちゃんと伝わってるなぁ
そして、私じゃ
全然考えつかない優しさで、
空間を育ててくれる。
こどもはやっぱりよく見てる!
私のしていることも、
目指していることも、
話していることも!