かわいいカボチャの飾りが
お店にあって、
わぁ~ かわいいなぁ
と、思い、
それはどうやって作ってあるんだろう?
と、考え始める。
帽子に仕掛けがあったのか!
そうやって
モノの仕組みを知ると、
自分でも作れるようになります。
ボディートークも、
やはり、
仕組みを知り、
自分の中から立ち上げることができたら、
ボディートークを深く
理解したことにつながります。
私が指導している
ボディートークの
パワーアップコースでは、
いよいよ4回目になり、
自分の中から
ボディートークを立ち上げる
段階に入ってきました。
体のことを言っているのに、
実は心のことを言っている言葉は
ボディートークを理解する
キーワードになります。
「腹がたつ」とか、
「肩の荷が重い」とか
そういう言葉です。
それを受講生が
自分たちの知っている言葉と結びつけ、
心と体のつながりを考え、
みんなに発表するという
実習をしました。
ボディートークの指導者資格をとる際に
私もやってきたことです。
私は間違うことが怖くて、
そういう学び方をするのが、
実に苦手だと
それをやった時、
つくづく思いました。
間違いないよう
今までに学んだ知識から
ひっぱり出して、
褒められたい。
あの頃はそんな思いでした。
本当は、
今までに先生から聞いていない
言葉から考えた方が、
自分の学びになるのに、
かっこ悪くなりたくないという
自尊心で安全パイを選んでしまう。
学びにきているんだから、
間違っていいし、
わからなくていいし、
やってみればいいのに!
あの頃の自分に
説教してやりたいです。
だから、
今回は特に慎重に、
みんなが自分で考え、
チャレンジして言っていける
空気感や雰囲気を作るようにしました。
そしたら、
大半の参加者がチャレンジして
自分の考えを出してくれました。
私もわからないようなものもあり、
私はみんなにそれをさらして、
一緒に体を使って考えてみて、
学びはより深いものになりました。
身体の内を感じる内感能力を高め、
客観的に体とおしゃべりする
ボディートークを深めるのは、
「分け入っても分け入っても青い山」
という、世界だと師匠は言います。
答えは自分という
人間という宇宙の中にある。
だから、自分がどうかなんて
主観は投げ捨てて、
その世界に没頭していくような
充実した学びを
わたしもまた、
深めていきたいです。