息を切り替えると、気持ちも切り替わる | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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今日は隠れ家ギャラリーえんで、
個人レッスンをしています。

朝一の方が、連絡もなく来られなくて
時間がポッカリ空きました。

急なキャンセルで
時間がポッカリ空くのは、
よくあること。

そんな時はイライラせずに、
気持ちを切り替え、
自分の時間ができたことを
喜ぶことにしています。

今日は
返信すべきメールや手紙に返信をして、
友だちのフェイスブックをチェックして、
師匠の出した2冊目の本を
じっくり読んでいます。

おかげで充実した時間になりました。

何かが予定外に起きた時、
サッサと息を切り替えて、
楽しみに変えていけると、
人は幸せですね。

この息の切り替え、
実は日常的にやっていること。

でも、それは意識しないと、
習慣化しないのかもしれません。

よく小さい子のいるお母さんに、
こどもがいつも走り回って
落ち着きがないと相談を受けます。

そういう子どもさんの様子を見ていると、
息の切り替えが苦手な様子。

例えば、今から何かを始める時に、
始める息になっていない。

日常と特別な時間の区別や、
おやつと遊びに区別がない…など、
かなり、自由気ままです。

たぶん、静かにする場で
うるさくなるからおやつをあげて、
普段、怒っているから
走り回るのが許される場では、
みんなが何かをしていても
走るのを許し…というように
日常でしていることが多いのかな。

そんな時は、私は
お母さんに提案します。

例えば「いただきます」や、
「ごちそうさま」を、
みんなで息を合わせて言うことを
習慣づけてみて、と。

「お手手、ぱっちん!」とか、
「手を合わせてください」とか、
前振りの言葉が息を合わせる準備。

そこからの「いただきます!」
あるいは「ごちそうさまでした!」

そして、それを
毎日、楽しく続けること。

「よーい、ドン!」とかもそうですが、
今から何かをする前に、
みんなで揃う瞬間には、
息を合わせる快感があります。

その快感を知っていたら、
走り回る時と静かに座る時と、
食べる時と、そうじゃない時、
みんなであいさつする時と…など、
息を切り替えて
今の状況を楽しめる感性が
養えるのではないかな。

小さいうちは、息を切り替えるのは
まだまだ慣れていないから
難しいものです。

怒られないために
自己コントロールして、
ガマンする発想ばかりだと
しんどいけれど、
さあ、楽しむぞ!と、
息の切り替えの妙味を伝えると、
気持ちを切り替えるのも
楽しくなると思います。