新しい学生とともに | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

{3B9EB5D7-52D7-41AB-A5D6-511453BEE253:01}

専門学校の総合演習の授業が
新しいメンバーになりました。

保育科と児童福祉科の
2年生の学生100人くらいを
4クラスに分け、
4人の先生で
実技を6コマずつもって、
回していく授業。

私はボディートークの
全身表現を指導しています。

いよいよ昨日が
2クラス目のスタート日。

それも2コマ続きだから、
たった3日間で終わってしまう。

せっかく出会っても
すぐ次のクラスになってしまいます。

新しいクラスのみんなは、
わりとパワフルで個性的。

でも、学生たちは
互いに様子を見あって、
個性を出すのに
不安や戸惑いを持っています。

そこになんでも出せる雰囲気を
体ほぐしをしながら作り、
そして即興を通して
自分のイメージを出すことを
スタートしていきます。

人にどう見られるだろう?

笑われないかな。

変に思われない?

人との輪が
特に大事な世代だから
思いきるのは難しい。

無理に自分を出させたら、
傷ついて、
二度と自分を
出せなくなりかねません。

だからこそ、
思いきりをしやすくする
環境を作りたいと
私は思っています。

今回、私は学生に、
最初の授業で言いました。

シラけたら減点!
シラけると周りが
表現し辛くなるから。

でも、自分に無理をしないこと。
無理だと思ったら
サボって構わない。

でも、サボるなら
ニコニコしながらサボること。

学生は笑っていました。

サボっていいんだって。
でも、ニコニコするんだって。

その言葉で、
気持ちがほぐれたようでした。

時々、無理な動きは
やめている学生がいて、
それはケガをしないためにも
大切なことです。

でも、授業のほとんどを
サボるような学生は、
1人もいませんでした。

少しずつ、様子を見ながら、
でも、確実に、
自分を出し始めています。

積極的に、
コワゴワ…
ちょっと茶化しながら、
大胆に!

出し方はそれぞれだけど、
みんな勇気をもって
自分自身を発揮し始めています。

私はそんな学生たちに
いつもワクワクします。

若さは可能性です。

その可能性は、
やってみる中で、
育まれ、豊かにふくらみます。

社会に出て、
社会の枠に縛られるだけでなく、
自分らしく生きるためにも、
まず、この場で、
自分を発揮することで、
自分の可能性を
広げられるということを
感じてみてほしい。

そして、
私もまた、
学生と共に、
自分の可能性を広げていきたい。

まだまだ、いろんなことができる。

仲間に心を開き、
協力し合う素晴らしさ。

1人じゃ作ることができない、
素晴らしい世界があること。

みんなをみながら、
私が、
誰よりもみんなに
心を開いて、
一緒に汗かいて、
大笑いして、
転げ回りたいです。