対人緊張は、ウムネを固くする?! | こどもの心はミュージカル!

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こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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女子高生が友達に手を振る時、
腕を縮めて胸の前で小さく振るのを
よくみかけます。

小学生は大きく手を振る子が多い中、
中学生くらいから、
小さく振るようになっていくようです。

ボディートークでは、
対人緊張は腕の付け根に表れると
言っています。

ボディートーク考案者の増田先生は、
もともと高校教諭で、
学生たちを見る中で発見したそうです。

ちなみに野口体操考案者の
野口三千三先生は、
この腕と胸の付け根を「ウムネ」と
名付けていて、
ウムネがほぐれる大切さを
指摘しています。

思春期になると、
対人緊張が強くなるから、
腕の付け根が固くなり、腕が伸びず、
手を上げて大きく振れなくなり、
小刻みにふるのは、
そういったわけです。

今日、
中学生女子の体ほぐしをすると、
見事にウムネが固くなり、
仰向けに寝ても、ペタッと床に
ウムネがつきません。

小さい頃から知っている子が
成長してウムネを固くしている!

いつの間にこんなに
大きくなったんだろう?!

早いなぁ~

こどもの成長に感動*\(^o^)/*

思春期とは、
ウムネを固くして、
自分を守りながら、
自分の内側で自分とは何か考え、
社会を見つめ、反発したり、
不満を感じたり、
友達との距離に悩みながら
アイデンティティを確立し、
自立していく大事な時期。

ハツラツとしていた彼女が、
ちゃーんと成長しているからこそ、
ちょっと恥ずかしがりになったり、
自分の思いを
内に秘めるようになったりしていて…

嬉しいような、さみしいような。

でも、やっぱり嬉しい、
母のような姉のような、
甘酸っぱい気持ちを味わいました。