創造性がない子は、キーキーする?! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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先日の旅行で、沢庵和尚がいたという、
お寺にいきました。

自由についていい鐘があり、
一回ついて、鐘の中に頭をつっこむと、
頭全体が鐘の響きに包まれ、
いつまでも振動が体に伝わります。

音と振動が消えるまでには、
かなりの時間がかかります。

急いでいては聞こえない響きがある
そう、感じました。

ミヒャエルエンデ作の「モモ」の主人公、
モモは相手の声を最後まで丁寧に
聞く力があります。

すると、聞いてもらった相手は、
思わずなにもかも喋りたくなり、
素直になっていきます。

だから、こどもたちは、
モモのそばにくると、
たくさんの遊びを思いつき、
互いのアイデアが響き合い、高まります。

そこに、親に遊んでもらえなくなり、
オモチャを買い与えられたこどもが
やってきます。

最初はキーキーと落ち着かず、
自分で遊びを生み出すことができません。

でも、しだいにモモといると、
遊びがわいてくるようになります。

心をときめかせ、
静かに自分の内側に耳を傾けると、
たくさんのアイデアや夢や空想が
眠っているのが聞こえます。

それを聞こうとしないから、
キーキーうるさくせずには
いられなくなるのでしょう。

楽しくって、騒ぎたくなる気持ちを
たっぷり発揮する中に、
スッとアイデアに耳を傾ける瞬間をもつ。

そして、それを誰かと共有できたら、
キーキー言って
自分をアピールしなくてもよくなる。

まずは、こどもと時間を共有しながら、
耳を傾け、その響きを聞く。

そしたら、おもいきりはしゃいで、
エネルギーを発散する。

そうすると、生命は充実しますね!