固い背中のほぐし方 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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今日は「そらみみパン」で
レッスンの日。

背中カチカチの男性が来られました。

ほぐしたいけど、
力任せにほぐすと
後で揉み返しになる。

それにもともと筋肉質な体で、
私の力ではなかなかほぐせません。

固い人こそ、
ほぐれやすいところから、
あたため、ゆるめて、
とかして、ながす。

そして、ほぐそうと無理をしない。

ほぐれるものはほぐれるし、
無理なものは無理だと
自分の力を過信しない。

最後に水鏡のように
シコリをなんとかしてやる、という
邪念を捨て、
静かに真摯に向かい合う。

相手の身体に聞く。

難しい時は、
ボディートークの基本に戻ります。

静かに向かい合うと、
見えることがたくさんあります。

末端の指先や掌からほぐすと、
肩の固さがゆるんできました。

足先をほぐした後、
うつ伏せになってもらい、
両足先をクッションの上に乗せると、
腰の筋肉は緩み、
あたたかさが伝わりやすくなります。

背中は力でなく、
ゆったりとゆるやかな時間でほぐす。

大変な時こそ、
心をこめて、
時間をかけて。

その日、浜松出身の
餃子作り名人の方が
レッスンにきました。

その方の餃子は本当においしく、
なぜ、そんなにおいしいのかと
思っていたら、
その方は、
キャベツも餃子の皮も、ミンチも、
それぞれ違うお店で、
違う日に買っているとか。

それはなによりの隠し味ですね!

日をかけ、思いをかけ、愛情をかけて
食べる人を大事にしている。

だから、あんなにおいしい!

体ほぐしも、彼女の餃子でありたい!