楽しくてこそ「とぶくじら広場」 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

7月31日(木)2:00から
マツザカヤ名古屋店(栄)南館の
イベントステージに出演するため、
各クラスで出演する子もしない子も
みんなでレッスンしています。

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基本的には来年3月2日の本番、
「みんなのピノキオ」で踊るものを、
少し構成を変えたプログラムです。

体験レッスンに来た
3歳君たちからすると、
細かい配慮はできないけれど、
なんとなく全体の様子や
作品の流れが
わかったんじゃないかな?

その中で、「さんびきのこぶた」の
歌が出て来ます。

名東教室は、
しっかりした子が多いから、
その歌を受け持ってもらおうと
計画していました。

ところが、やってもらいたい
小学3年の女の子が、
レッスン後に、
「ブタになるのはイヤ」と
言い出しました。

後の練習は、本番当日しかない!

今からかえるの?!

ここは、大人としての迷いどころ。

イヤでもはらをくくって、
ステージ成功のために
やってもらうよう説得するか、
思い切って、
彼女にブタになってもらうのを
諦めるか…

彼女の曇った顔をみたら、
答えは簡単でした。

もう一つ、他の教室がやる
踊りもレッスンしていたから、

「そっちは踊れる?」

「踊れる!」

「じゃあ、そっちに出てもらおう!」

「OK!」

「さんびきのこぶた」は、
彼女たちにやってもらうのは
あっさり諦めました。

舞台というのは、
人前に自分をさらすことです。

積極的に舞台に立ち、
成功して拍手をもらうと、
大きな自信になりますが、
やりたくないのにやらされたら、
観客の前で恥ずかしくなり、
固くなって動けなくなったら、
心の傷になり、
人前が怖くなってしまいます。

その危険から守り、
こどもが心からステージに立つことに
喜びを感じてもらえるよう
準備することは、
私の大きな責任です。

「イヤ」の中にあるのは、
喜びか本音か。

大事に見極め、進めたいです。

…と、いうわけで、
小人の帽子をたくさん作りました。

もう少し、器用ならよかったな。

え?
手伝ってくれるって?!

役が決まったら、
衣装作りがはじまるので、
ぜひとも、よろしくお願いします!