体で考えて、感性を豊かに | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

photo:01


昨日は大阪の小学校で
ミュージカルを指導する日でした。

二月本番です。
役も決まり、セリフも決まりました!

みんなで踊りをつくったり、
シーン練習が始まりました。

みんなから即興で
アイディア出しをして、
振付を作っていくのを、
レッスンの最初にします。

脚本練習の方が時間がいるのに、
なんで振付にこんなに
時間をかけるの?!

間に合うの?!

ミュージカルを作って行く段取りが、
ボディートークベースだと
普通と違うから、
初めて見ると戸惑いもあるようです。

でも、この即興に使う時間は、
体で考える時間です。

頭の規制にしばられず、
体で考えて、身につけていく。

振付作りは、座ったらアイディアは
全然、出て来ないから、
みんなに動きながら考えるよう
うながしていきます。

セリフの言葉も、
体の内側から出て来なくては
意味がありません。

その道をつける即興がうまくいくと、
セリフの工夫は楽しくなり、
体ごとセリフめ身につき、
自分の言葉になります。

昨日は、放課後、
先生方と音楽選びもしました。

私が音を決めるのは、
その音楽を聞くと、自分の内側が
楽しくうごめくかどうか。

そのために、
曲を聞きながら、
立ち上がって歩き回り、
イスをひっくり返しに座って
自分の内が固定しないようにしたり、
外をみたり、飛んだり跳ねたり…
まるで、じっと授業を聞けない
こどもみたいにしています。

そして、
体にピンッとくるのを待ちます。

ピンとくる曲を選ぶと、
舞台は楽しく、弾み出します!

じっとしていないのは、
体に考えさせているから。

もちろん、ほめられる態度では
ありませんが、
授業に座れない子も、
きっとそうなのでしょうね。

日常では頭で考える時間が
あまりに多いから、
体で、心で、感じ、考える時を
あえて作ると、
創造性はグッと豊かにふくらみます!

あなたも、悩んだ時には、
体ごと考えてみてくださいね(^-^)