小道具を大切に! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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私は小さい頃から、
母と一緒に近所の子達に
紙芝居や人形劇を見せるような
活動をしていました。

表現が好きなで
いつも学校ではやりすぎな私を、
なんとかいかそうとしてくれた
母なりの策だったのでしょう。

人形劇に使う人形も、
パネルシアターのグッズも、
なにかの小道具も、
たくさん作ってきました。

不器用ながらに、
作ったものへの愛しさがめばえ、
人が作ったものには、
思いがあることをしりました。

時々くる、
巡業の人形劇団の小道具は、
その大事さを知るあまり、
怖くてさわれませんでした。

だから、こどもたちが
描いてくれた絵などは、
とても嬉しく大切です。

最近はわりと低価格で
なんでも揃うため、
服や靴も一シーズン。

アクセサリーも300円くらいで
結構、りっぱなものが売っているから
驚きです!

そのせいか、
おもちゃも壊れたら買えばいい、と、
考えているのか、
ミュージカルをしていても、
どこかで絵本を読んでいても、
こどもたちが
モノをザツに扱う様子を
よく目にします。

ミュージカルのシーズンには、
たくさんの小道具がでてきます。
それに触ったり、
使ってみたい気持ちは分かります。

大切に触ってくれるなら
いいのですが、
プラスチックのおもちゃみたいに
ガシガシ振り回して、
手づくりの小道具が壊れたり、
くちゃくちゃにしたら
再起不能な紙のモノや
パネルシアターのモノを
丸めたり、投げたり…。

モノにもちゃんと
思いがあることを、
私たちはもっと大切にするべきだと
私は思います。

それは、とどのつまり、
人の心も大事にすることに
つながると思うからです。

*ちなみに写真のワニくんは、
ワニ皮を大切に
扱ってくれていましたよ!