今日は、
758キッズステーション主催で
絵本の朗読講座をしてきました。
2時間の講座の中で、
ボディートークの
体ほぐしや発声法を実践して、
息の表現の説明をし、
みんなで朗読していきます。
みるみるうちに、
参加者の方々の朗読が輝き始め、
ステキな時間を
過ごさせていただきました。
実は、初めてボディートークの仕事で
声をかけていただいたのが、
小学校4年生の群読指導、
「八郎」でした。
あの物語には、
波の音が根底にあるから
全身でザブーン、ザブーンと
波になってから、朗読。
すると、波の強さと物語のよさが
立ち上がっていました。
そして、なにより、
こども達が朗読好きになりました。
言葉の奥には息があり、
それを的確に表現する
ボディートークの朗読法は、
自然で素直なものだから、
読み手の個性が聞こえてきます。
ですから、
ちょっと指導させていただくと、
すぐにいきいきとした
朗読に変化します。
アクセントや滑舌、
イントネーションや声の強弱、
ページのめくり方や本の持ち方、
絵本の読み方には、
いろんな指導法や流儀がありますが、
ボディートークでは、まず、
その人のまま、
その人の声で出発することを
大事にしています。
そして、イメージと感情、
体の内の動きを一致させ、
全身で表現する。
人へのふれあいの一番最初は、
息によるふれあいです。
朗読はまさに、
そのふれあいの特別な空間。
大好きな絵本を、
読み手の熱意と自然で素直な表現で、
こどもたちに語る人が
増えるといいなと思います。
連続講座にしてほしいとか、
続編希望の声がチラホラあったので、
またどこかで始められたらいいなぁ!