子どもにかかわらず、人にはそれぞれ
その人の時間の流れを持っている。
こどもミュージカルの本番が近くなると、
大人としては本番に向けてまとめていきたいのに、
子どもはたがいに仲良くなって遊び回ったり、
急に作品のことを聞き始めたり、
もうちょっと頑張って・・・と思ってもくたびれていたり。
それはそれぞれの時間の流れ方が違うからだと
師匠の増田先生は言います。
大切なのは、
大人の都合に子どもを合わせるのではなく、
こどものそれぞれの時間に寄り添うこと。
そうすれば、ちゃんとこどもは
本番にピークを持ってくるから、と。
最初の頃、こどもの時間の流れを
感ずることは難しく、
イライラがつのっていましたが、
今ではその意味がよくわかります。
それぞれのタイミングで
花はちゃんと開くから、
その時期をちゃんと見ること。
それは外の形じゃなく、
内の感覚で見ていくこと。
ただ、これは、
外側から見えにくいことなので、
参加させる保護者にも
そのことを説明し、
理解してもらわなくてはいけないなあと
主宰者側として思う
今日この頃です。
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