私は踊りが大好きなのに、
とっても苦手です。
リズム感がなく、
学校の発表会の踊りでは、
いつも後ろの端の誰かの影。
踊っていても、なんだかダサく、
失敗してなくても、なんだかぶかっこう。
ウムムム・・・
なのです
でも、踊りがうまくなくても、
体がはずんでいることが大事、
という、師匠のミュージカルでは、
気持ちよく、好きな場所で踊れました。
踊りがうまくなりたくて、
バレエ、ジャズダンス、
エアロビックなどもやったことがあるし、
先日はベリーダンスの教室にも
体験レッスンで行ったほど。
だけど、どれもやっぱりダメで、
なんだろうな~
体の使い方が下手なんでしょうね。
今年、私が指導するミュージカルは
「エルマーのぼうけん」。
ちょっとおもしろい、
動物たちの踊りをつくりたくて、
習い始めたアフリカンダンス。
そろそろ2カ月になります。
生の太鼓の音にのって、
ダサイなりにも、
楽しく弾んでいました。
昨日はなんと、
アフリカ人(コートジボアール)の方の
ワークショップを受けました。
踊って見せられて、すぐに踊る。
全然ついていけないし、
周りの人の手にあたっちゃうし、
でも、だんだん
自分の内側が
ワクワクしてくるのが分かりました。
よ~し、正しくなくていい。
太鼓の音にのっちゃえ!!
と・・・太鼓のリズムに
体を預けようと、
初めて意識的にしてみました。
すると・・・太鼓の音が
自分の内側を励まし、突き動かし、
その踊りの乗せてくれるのが分かりました。
そうか、みんな、こうやって踊ってたのか!!
師匠がミュージカルの太鼓は、
こどもの内側を励ます音でなくてはいけないと
いつも言っていた意味もわかりました。
ダンサーからすると、
当たり前のことなのかな?
でも、それを初めて
言葉でなく、実感として味わえました。
そう、音楽に身を任せるんだな!!