おばあちゃんの声に包まれる | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

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今日は小牧の「ソラミミ」さんで
一日、体ほぐしをさせていただく日。

朝に個人レッスン。
昼にグループレッスン。
そのあと、また、個人レッスンです。

最後のレッスンは、だいたい
パン屋のきりもりをするお母さん。

この方が、なんともあたたかく
ステキな方なんです。

私の祖母は、名古屋の人で、
成績のいい姉がかわいくて、
ヤンチャで成績の悪い私は、
あまり
かわいがってもらえなかったな。

でも、お正月にお餅を焼くのを
見ているのが好きな私を、
なにげなく見てくれていた
優しい瞳や、
トランプでチームになったときの
私に向けられた笑顔は、
祖母がなくなった今でも、
はっきり思い出します。

そのお母さん、
私の祖母によく似てるんです。

声の出し方、気のつかいかた、
優しさのかんじ…

私はそのお母さんをほぐすたびに、
おばあちゃんの優しさを
もらっている気持ちです。

年を重ねて、こどものとき、
えられなかった特別な宝の時間を
違う形で得られることもあるなあ。

この仕事をしていて、
たくさん、そんな体験をしています。

「しゅくだいは いつかはじぶんで
やることになって いるらしい」

山本純子さんの詩のとおり。