今年の「とぶくじら広場」の取り組んでいる
ミュージカルは『エルマーのぼうけん』です。
子の児童文学は、日本で出版されて、
この8月でまる50年。
子どもたちに愛され続けています。
この物語をいつかミュージカルにしたいと
かねがね思っていたので、
今年、初挑戦しています。
さて、問題は、この作品、
ほとんどの主人公が猛獣である点です。
女の子たちをなんの役にするか、
そして、なんの役なら嫌がらないか。
これは演出家の手腕でもあるので、
作品を選ぶ際にだいぶ悩みました。
そこで、閃いたのが・・・
物語の中に出てくる、
角が黄ばんでいることを気にするサイを、
オシャレ好きのサイにすることです。
アラビア風の衣装に身を包んで、
ベリーダンスのような音楽で、
涙の池に見立てた布を持って華麗に踊る。
きっとかわいいだろうな!!
さっそく、ベリーダンスを習いに行き、
DVDを見て自宅学習し、毎日踊って、
音楽CDもたくさん聞いているところです。
今年はアフリカンミュージックや
カリンバの音楽など、
今まであまり聞かなかった曲にも
耳を傾けています。
新しい世界と、
たくさん出会っています。
そこで、今日の名東教室では、
さっそくその反応を見てみるために、
ベリーダンスのヒップスカートを
持っていきました。
「サイなんていや!」
と言っていた女の子たちが、
とたんに「サイがいい!」
「スカートつけたい!」と、大騒ぎ!!
おおっ!!
好印象です
北教室では、
大きい子たちがその気になるように、
トラのヒップホップ調の踊りを、
踊り好きの子に伝授。
そりゃあ、かっこよく踊っていました
小さい子が喜ぶかと
ネズミの歌をやりましたが、
これは改善の余地あり
魔法の要素が足りなかったようです。
子どもを本気にさせるのには、
大人がその何倍もアイディアを練って
本気にならないといけません。
でも、それが十分に活きて魔法がかかると、
大人では考えつかないような
楽しいアイディアと輝きを
こどもは見せてくれます。
こどもの輝きをもっともっと引き出すために、
私も日夜勉強です!
女の子はドレスが好きだもんね
- のはらひめ―おひめさま城のひみつ/徳間書店
- ¥1,470
- Amazon.co.jp
おどる12人のおひめさま―グリム童話/ほるぷ出版
- ¥1,260
- Amazon.co.jp