「とぶくじら広場」が始まり、
天白教室、名東教室、北教室と
それぞれに子どもたちが集まってくれました。
4月29日(祝)
岩倉教室スタートです!
2:00~3:30
ぜひ、お越しくださいませ!!
教室に集まってくる子を見ていると、
元気いっぱいの子もいますが、
日常的に我慢している子が、
結構いるということ。
こどもは子どもなりに、
学校や家庭、友達関係の中で
我慢し、自分を抑えています。
大人は、つい、目の前のこどもを見て、
ワイワイしゃべったり、はしゃいでいると、
「がまんが足りない!」と怒りがちですが、
ちょっと引いてみてください。
我慢が多い生活しているなら、
それを開放できたときには、
ちょっとおおらかに見てあげる。
そうすると、じゅうぶんに自分を発揮できると、
後で穏やかになり始めます。
人は本来の自分を発揮できるから優しくなれる。
まずは、じゅうぶんに
自分を発揮できる場所が大切ではないでしょうか。
かといって、何でも許されるのが
いいわけではありません。
ダメなものはダメ。
電車の中では
静かにしなくてはいけないし、
飲食店で走ってはいけません。
学校で勉強することは大事だし、
友達とおもちゃを取り合ったら、
我慢して譲ることも必要。
我慢することもあるから、
互いに心地よく過ごせます。
それと同じくらいに、
自分をのびのびと出せる場所も必要なのです。
家に帰って、こどもが
一日のことをしゃべることのできる
安心できる空気。
傷ついていても心に寄り添ってくれる
あたたかな家族の手。
思いっきり走り回る時間。
元気いっぱい歌ったり踊ったりする空間・・・。
発揮する場所があるからこそ、
我慢ができるのです。
私は「とぶくじら広場」は、
こどもが自分を取り戻せる場所としても
大切に考えています。
まず、のびのび発揮することを保証する。
すると、子ども同士で、
相手を思いやったり、いたわり合ったり、
譲り合ったり、助け合ったりし始めます。
そして、そののびのびと自分を発揮する中で、
互いを思いやりながら、
作品を作るすばらしいミュージカルにしたいと
思っています。