自立心を育てるには、みずから育つようにすること | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

今日は「とぶくじら広場」の合同レッスンの日。



こどもの心はミュージカル!

集まったこどもたちは、

教室が違う同士も仲良くなってきて、

とってもにぎやか。


私は少し口調を強め、指導しました。


パッということを聞く子、

なんとも気にしない子、

その瞬間だけ、耳を傾ける子…


たいして、その後も

ちゃんとするほどにはなりません。


観ている人が、心配して

「こどもになめられてない?」

と、聞いてくれました。


いいんです、それで。


こどもが縮みあがるほどきつく叱ったら、

子どもの内側は決して開放されません。


表面をキュッと引き締める程度に叱り、

後はゆるめておく。


すると、中に

「ちょっとこのままではヤバいぞ!」

と思う子が出てきます。


実際に、「ボクはちょんとやってるよ!」と、

叱った時に言いに来る子、

周りに「ちゃんとやりなよ!」と注意する子、

自分だけはちゃんとやろうとする子など、

だんだん本気になっている子も出てきています。


そうして、こどもは

自分で自らの士気を高めていくのです。


だから一緒に出る出演者の大人も、

仲間として仲間を注意したり、

衣装を一緒に着てレッスンに入り、

気持ちを一つにすることが大切です。


大人が大人ではなく、

一人の人間として、

こどもとふれあう空間にする。


そうすることで、こどもは

舞台でハプニングが起きた時、

大人子ども関係なく、

助け合う力を発揮します。


こどもの心はミュージカル!

昨日、樫田小学校のミュージカル公演が終わり、

フック船長の6年生が

熱いコメントを昨日の記事にくれました。

(ぜひ、読んでみてください!)


彼はまさに、そういう中で

児童47人をまとめあげる演技をしていました。


それは、ミュージカルをしていく中で、

彼自身の育ちの中から出てきたものです。


成長に必要な環境を整えることは大切です。


でも、育つのは子ども自身。


自分の意思を持って行動する大切さを、

みんながここで培ってほしいと思います。


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