今、大阪の公立幼稚園で、
１２月に出演する
幼稚園フェスティバルに向け、
ミュージカルを作っています。
今までは、年長と年中を分けて
練習していましたが、
今日からは合同になりました。
初めてストーリーのつながりが分かるので、
子どもたちは、ワクワクと
戸惑いを繰り返しながら、
レッスンしていました。
なかなか心弾む光景でした。
今回は、客席からこどもが登場したり、
ちょっと危険なパフォーマンスにも挑戦するので、
先生方にも、
出演してもらうことになっています。
先生方は、こどもに頑張ってほしくて、
自分たちは目立たないように
一歩引いて、立ち位置を
とろうとしてくださっていました。
でも、これは大きな間違いです。
舞台に一緒に出るのなら、
大人も子どももありません。
ともに仲間でなくてはいけません。
誰かの気持ちがひいていたら、
そこにつられてみんながひいてしまいます。
サポート役だとしても、
出演して役があるということは、
その役の在り方で、
そこにいることが大切なのです。
ひくのではなく、
自分が、何の役で、
どんな演技をすればいいのか。
そこに焦点をあてれば、
自然と子どもをフォローすることができるよう、
脚本も作ってあります。
そして、そういう演技をすると、
こどもも同じ出演者として、
大人を助け、力をくれます。
先生である前に、
大人である前に、
同じ出演者として、
心をともにすること。
舞台にでる大人には、
その気持ちがなにより大事だと
私は思います。
今まで、幼稚園の先生で、
子どもを保証することに
かけてきた先生方が、
同じ出演者になるというのは、
少し難しいかもしれませんが、
このステージで、こどもと
仲間になる瞬間を得るというのは、
これもまた、素晴らしい瞬間です！
先生方にも頑張ってほしいなと思います。
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