私の母は私が子どものころからヤンチャで、
表現したい思いがいっぱいだったため、
どこかにそういう場を作ってやりたいと
発表の場を作ってくれたり、
人形劇を見せてくれたりしたものでした。
そんな中で、母自身も表現したいと、
あるころから、母が人形劇をやり始めました。
人形作りから演じ手まで、
自分たちでやる仲間を作り、
人形劇団を作ったのが、母が45歳の時。
それから、20年近く人形劇をやり続けています。
とはいえ、仲間は高齢者になってきて、
だんだん演じる場所も少なくしていき、
母の作った人形たちも眠っていたのですが…
私が企画した8月の「夏休み最後のお楽しみイベント」で
母に来てもらうことにしました。
大阪から名古屋に母の仲間を呼ぶことは困難なので、
私と母で演じることにして、
今日は母と人形劇のレッスンをしました。
子どもの頃はよく一緒にやったものでしたが、
おとなになって、一緒にやるのも
なかなか楽しいものですね。
そこから母と、
互いのルーツについて話し始めました。
母は、私たちが子どもの頃、
文庫に通わせ始めたのがスタートだったとか。
私は小学2年生で
つげくわえさん(当時の人形劇団「京芸」)の
人形劇を見て、
幼稚園の遊戯室が、舞台になったのに感動し、
「弟子にしてください!!」と言ったのが、
表現との出会いだったかな?
子どもの頃の環境や経験が、
将来を大きく作る一端になるというのは、
どうやら本当のことのようです。
はたして、母との人形劇がどうなることやら…
楽しみです。
人形劇はたのしい!!
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