本番があるから成長する!!~ボディートークとの出会い⑥ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの心はミュージカル!

今日は5月11日からお手伝いしていた

「ザ・ヤング・アメリカンズ」のショーの本番でした。

(写真はワークショップ中のもの)


高槻市民会館大ホールでの公演でした。

子どもの頃、ここでミュージカルに出ていたり、

高槻市のこどもたち対象に、3か月でミュージカルを仕上げるという企画で、

増田先生が指導に来ていたころ、

リーダーをしていたことも懐かしく思い出しました。


子どもたちが人前に立ち、ライトを浴び、

大好きな仲間と力を合わせ、特別な瞬間をすごすという

本番の力は、ここでも大きく開いていました。


レッスン中は走り回っていたやんちゃな子や、

しょげていた女の子も、本番ではいきいきと輝いていました。

そして、たくさんの拍手に包まれ、本当に幸せそうでした。


私はこういう瞬間、いつも思うのです。

この感動をもっとたくさんの子に味わってほしいと。


私は増田先生のところで学んだ、

ボディートークをベースとした、あの柔らかで温かく、

子どものアイディアから作られるミュージカルを、

もっとたくさんの子に経験してほしい!!


いつもそう願い続けてきました。


舞台を作るのは、楽しいことばかりではなく、

むしろ、大変なことも多いものです。


でも、あの作り上げていく過程の

子どもの心がドキドキして、体がワクワク弾んで、

頭がクルクルまわることで、その三つがぐんと膨らむこと。


そして、本番のあの瞬間にしか味わえない感動!!


増田先生のそばで15年培ってきた力を、

微力であろうとも、増田先生だけでは届かないところにも届けたい。


縁があったり、実行委員会が一生懸命やってくれてできた地域は

すばらしいけれど、そうじゃないところにも届けたい。


そこで、先生のところで15年育てていただいた事務所から離れ、

私は名古屋市に拠点を移すことにしたのです。


名古屋は大阪(と広島)のミュージカルのリーダーや

小学校のミュージカル指導、幼稚園や保育園のミュージカル指導、

専門学校の講師をしに、通える距離であり、

また、増田先生が月に一回、ボディートークの講習を

されている地でもあり、それでもまだまだ、

ボディートークやボディートークをベースにした

ミュージカルが開催されていない土地でした。


ボディートーク仲間がいたこともあり、

ここでならきっと、ミュージカルをつくっていける!!


そう決意したのが2010年。

今から2年前です。


それから2年がたち、

この3月に、少しずつふくらんできていた

子どもの表現教室「とぶくじら広場」の子と、

フリースペースを舞台にして、

手作りミュージカル『ピーターー・パン』をしました。


そして、子どもからの気持ちの高まりから、

いよいよ名古屋市北文化小劇場をかりた

本格的にミュージカルをするために、「とぶくじら広場」が前進します!!


いみじくも、増田先生がミュージカルを作ったのもが35歳。

今日の「ザ・ヤング・アメリカンズ」が創設されたのも、

創始者の方が35歳の時。

なんと私も35歳!!


なにか、いい年齢なのかもしれません。


いつか私も、大きな舞台で子どもを輝かせたい!!


心がグーンと膨らみました。