今日は大阪福祉専門学校の三回目の授業でした。
今日まで一緒にやってきた30人の学生とは、
これで授業としては終わりです。
次回から、また新しい学生と授業をやることになります。
私としては、感無量です。
初めての専門学校での指導、
初めての学生たち・・・
みんな、
(もちろん出席がかかっているということもありますが)
ほとんど出席してくれて、楽しかったと喜んでくれました。
最初にぞうきんがけから始まり、
ふれあいのプログラムもいっぱいあって、
しょっちゅう意見を聞かれ、当てられ、
立ったり座ったりの回数も多く、
表現して歌って踊って、
最後には感想も書かなきゃいけなくて…
簡単な授業ではなかったはずです。
でも、一緒に授業を作り上げる中で、
私の伝えたい気持ちと、
みんなが学びたい気持ちが一体となり、
想像以上に膨らんだ素晴らしい時間でした。
私は毎回、学生のキラキラした姿に
感動して胸がいっぱいになりました。
ボディートークには「キョンシー」というプログラムがあります。
一人の人が、キョンシーのように手を前に出し、
ぴょんととびます。
それに対し、一人が後ろに回り、
相手が飛ぶタイミングに合わせ、
ヒョウイと腰を持ち上げます。
二人の呼吸が合うと、
飛んだ人は予想以上に高く飛ぶことができるという
楽しいプログラムです。
そこにはまさに、
「する側」と「される側」、両者の積極性があると、
素晴らしいことが起きる!!ということの実習です。
息を合わすと、気が合う。
気が合うと、思った以上の力が発揮できる。
素晴らしいことです![]()
今日、学生とそのプログラムをしながら、
思った以上にどんどん飛んでいる姿を見て、
まるで、この授業のようだと思いました。
最後には、一人ひとり感想を言ってもらいましたが、
みんなしっかり自分の言葉で話してくれて、
その中には「長年、話せていなかった家族と、
ボディートークのネタで話せた」とか、
「バイト先のこどもと、たくさん触れ合えるようになった」とか
「自分を出せる楽しさを知った」とか・・・
私の伝えたかったことが伝わったようで、
本当にうれしかったです。
廊下に出ると、このクラスの子と友達の何人かが、
「先生の授業、楽しみにしてるで!」と、
気さくに声をかけてくれました。
次、出会う学生には、ここで教えてもらった
学生たちの様子を、さらに学びにして、
ますます磨きをかけたいです。
でも、人生の初めては一回だけ。
このクラスの全員に、心から感謝を!!
