少しずつ、心が近づいてくる! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

あせらないで!

こどもはちゃんと自分の居場所を見つけたら、

ちゃーんと、参加するから音譜



今日は名古屋市北区の

「とぶくじら広場」の日でした。
3月4日(日)の発表にむけ、

少しずつ「ピーター・パン」の物語をすすめています。

今日、特にぐっと進んだのが、

こどもとピーター・パンの出会いのシーンです。

ピーター・パンを信じる気持ちが、

ピーター・パンを呼び寄せることを、
みんなで表現していきます。

前回からきてくれている、ゆうくん(仮名)は

ちょっぴりシャイな5歳の男の子です。


ママは、そのシャイな彼が、

どう変化するか楽しみに連れてきてくれています。


一緒に参加させてくれようと、

一緒になってウォーミングアップをしてくれたり、

声をかけてくれたり・・・


ママの愛情が、ゆうくんに伝わっているのが、

見ていてもわかりました。


そうか、ママにとって楽しい場所なんだね。


こどもは親の在り方を見ています。

親が楽しくない場所では、子どもも楽しめないものです。


ゆうくんはママが楽しそうにウォーミングアップする姿を見て、

ちょっと顔を緩ませていました。


ここでママ、だんだん早くゆう君がやってくれないかなあと、

思い始めたようでした。

ゆうくんをなんとかやらそうとして、

声をかけてくれていますが、ちょっと声に焦りが見えました。


「無理にやらなくていいですよ。

 場になじんだら、自分で入ってきますから」


と、私は伝えました。


そして、ママには一緒になって

布のパフォーマンスを手伝ってもらったり、

ウェンディの代役をしてもらったりしました。


すると・・・


ほ~らね!


ちゃんと自分の入るタイミングを見ていたゆうくんは、

布のトンネルを、ママの周りでくぐり始めました。


初参加だった前回は、体力が続く範囲で、

一緒に楽しんでいたゆうくん。

わけがわからず。楽しいだけでやっていた前回と違って、

周りが見えてきて、みんなの様子も気になって、

緊張したんだよね。


でも、知ってるよ。

部屋の端っこから、おもしろうだなあと、

目を向けてくれていたことを。


一緒に心の底から、誰かと何かを楽しみたいときは、

相手との心の距離を焦って詰めてはいけませんねあせる


私はゆうくんのような、シャイな子と出会うと

いつも教えられます。


ゆうくん、ありがとうキラキラ



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