7歳までは夢の中。
現実と夢の間で生きています。
でも、その時の記憶こそ、
その後の人生の栄養になるのです!
今日は「えこども」主催のワークショップを、
小幡緑地公園でおこないました。
総勢20組ほどの親子が集まってくださり、
一緒にボディートークの全身表現を楽しんでいってくれました。
まずは、パネルシアターを使って、
ボディートークの原理の説明。
体の中を揺すると、固まった心や体がほぐれることを、
カエルの赤ちゃんの話で説明します。
命は揺れて大きくなるから、揺れると元気になるんだよ。
ほら、赤ちゃんだって揺するでしょ?!
へぇ~!
こどもたちはパネルシアターが珍しいらしく、
つけたり外したりを一緒に手伝ってくれました。
次にボディートークの体操を一緒に行います。
野外のシートの上で、伸び伸びと寝転がると、
なんと気持ちのいいことか!
みんなで連なってユラユラ揺れるプログラム
(題して「ジェットコースター」!)も、
こどもとおとなが一緒になって、笑い転げていましたよ!
続いて、パネルシアターで絵本「だるまさんが」を見せて、
その言葉を全身で表現。
ドテッとこけたり、プシューとふしゃげたりを、
みんなの動きのアイディアをつなぎます。
そこでイメージがあたたまったので、
「だるまさんと」を紙芝居で聞いてもらってから、
みんなでいちごさんやバナナさんに変身!
みんなの間を歩き回って、
誰とでも仲良くなれる感性を磨きました。
メロンさんとだるまさんがギュッと抱き合うところでは、
みんなが仲良しさんとギュッとしていて、
そういうことを自然にできるなんて、ステキだなと、
ほのぼのした気持ちになりました。
ここで休憩を挟み、後半はこども中心に、
様々な布を使って「スイミー」の話を、全身表現しました。
こどもたちが、夢中になって創造性を発揮し、表現していくことは、
なんと自由で魅力的か!
物語を全身で表現すると、
その作者の言葉やストーリーの深みは
体験となってしみこみます。
7歳までは夢の中。
夢と現実の間で揺れながら、
自己を形勢していく大事な時期です。
その時期に、自分の命を伸びやかにふくらませるほど、
生きていく勇気やアイディアが大人になっても輝きます。
今日きてくれた親子はみなさん、
こどもの命を大事に育んでいる方ばかりで、
なんだか幸せな気持ちになりました。
たくさんの輝くこどものパワーにママ達も笑顔があふれた
ステキな空間になりました!
きてくださったみなさんと、
「えこども」で主催してくださった方々に感謝です。
今日の絵本
- だるまさんが/かがくい ひろし
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- だるまさんと〈3〉 (かがくいひろしのファーストブック 3)/かがくい ひろし
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