人は誰しも使命を持っている、と思う。
その人の命が、一番輝き、
そのことで人を幸せにできること。
それに気付き、切磋琢磨することこそ、
本当に命を全うして生きることだと思う。
今日、和太鼓集団「TAO」のステージを見に行きました。
昨年も見に行ったのですが、
その時より、ホールも大きくなり、
観客動員数もずっと増えていました。
そしてなによりそのステージが、
前回に輪をかけてすばらしいものになっていました。
TAOを私が初めて見たのは、
「うたばん」というTVの歌番組だったと思います。
太鼓の技術もさることながら、
派手なパフォーマンスと華やかな衣装。
そして、メンバーはみな若く、美男美女がそろっているという
印象に残る、エンターテイメント性の高い演奏でした。
生の舞台を見た時も、
演奏のすばらしさできかせるだけでなく、
飽きさせず、太鼓に興味がない人でも楽しめるような、
見せる(あるいは魅せる)ことを重視したステージでした。
その時のその衝撃はすごいものでした。
今年はどんな演出が待っているのだろう?!
楽しみにでかけました。
すると今年は、前回よりもずっと、
太鼓や鳴り物など、音そのものの良さと、
人間味があふれるステージになっていました。
洗練されたメロディーに、
一人ひとりが全身全霊をかけ、
余分なものを一切取り払い、
音そのものになっている!
そんな演奏です。
個性は、誰しも本来持っているものです。
その個性を出そうとすると、
そこにはゆがみや不自然さが見えてきます。
それはもはや、個性ではなく、癖なのです。
そうではなく、
できるだけ自分の癖やゆがみを取り払い、
何かに我を忘れて夢中になった時こそ、
本来のその人の個性の輝きが見られます。
個性とは、人より抜きでるほど目立った資質ではなく、
命そのものとしてとして輝く姿ではないでしょうか。
今日のステージはまさに全ての楽器の個性を生かした、
出演者の個性輝くステージでした。
ああ、TAOの方々は自分たちの音で、
日本にエールを送っている。
傷ついている人や、元気のない人にも
生きる希望を伝えている。
そう感じました。
それこそが、まさにこのTAOの方々が、
人生をかけて成し遂げている生き方なのでしょう。
私も自分の使命を果たす生き方をしたい。
改めてそう思いました。
和太鼓は素敵だよ~♪
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