妊婦さんにボディートーク

お母さんのおなかの中は、

あたたかな赤ちゃんの宮殿。

生命はその中で揺れて、大きくなっていく

今日は覚王山（参道教室）で始めた、

「ボディートークの体ほぐし・心ほぐし」の教室オープニング日でした

どんな方々と出会えるのか、楽しみにしていましたが、

その中に妊婦さんがいらっしゃいました。

ボディートークで「体ほぐし・心ほぐし」を講習する場合は、

うつ伏せで背骨を中心にほぐしていくのが基本ですが、

妊婦さんはうつ伏せはできません。

そこで、用意していた内容を

急きょ切り替えて、

妊婦さんにはあたたかさが大事だという実習になりました。

私たちは、お母さんの子宮の中で

誰しも育ちます。

子宮の中にはあたたかい羊水があり、

その中で揺れながら生命は大きくなっていくのです。

そのお母さんの子宮は、まさに赤ちゃんの宮殿です

居心地が良ければ、安心して大きくなれますし、

いろんなストレスで固めたお腹の中だと、

赤ちゃんだって居心地が悪くなります。

居心地の良い宮殿には、

お母さんが、ホッと柔らかな心と体であること。

そのために、手を温め、息を温め、

妊婦さんに柔らかくふれながら、

緩やかにほぐしていきました。

人は大切にされている中で、

人を大切にしたいと思えるものです。

あたたかさはまさに、

大切にされていると、心から感じられる

直接的方法です。

世界中の妊婦さんが、

あたたかさに包まれ、

安心して出産ができる未来が来るといいなあと思います。

産まれてくるのを待ってるよ～