表現活動をすると、自分の感情の出し方が分かってくる。
赤ちゃんだって、泣く中で、自分の表現を磨いている
ハイリスクの子どもたちは、
忍耐力や共感性が足りないといわれています。
それは、愛情過多により、
子どもがワガママになるせいである。
特に3歳までの子どもの育ちが、
その後の人格に大きな影響を与えるから、
赤ちゃんの希望をなんでもかなえる子育てはよくない。
ダメなことはダメ。
泣かせることが時には大切。
最近の育児書には、このようなことがかかれています。
赤ちゃんが泣くこと。
これはとても大切です。
自分の快・不快を感じて、
それを他者に伝えるという
コミュニケーションの始まりでもあり、
泣くことで腹筋を鍛えることにもなり、
体の各器官の成長も促されます。
そして、少し長く泣いた後、要求が満たされると、
満足度も大きくなります。
でも、つい、泣かれると周りに迷惑がかかるし、
イライラするから、泣かない子育てをしてしまう人が、
近年多く見かけられます。
赤ちゃんにティースプーンで
ご飯を食べさせるとき、
赤ちゃんが口をあける前に、
早く食べ終わらせたくて、
口に突っ込むなんてこと、ありますよね?
私の師匠の増田先生も、
子どもがほしがるのを
待つのが大切だといわれています。
自分の中から、要求をキャッチし、
それを的確に伝える手段を成長の中で得ること。
これが大切です。
ハイリスクの子を見ると、
感情が整理できず、出し方もわからない。
どうしようもなくなって、
暴れ、キレ、叫ぶのです。
少し大きくなってきたら、
子どもにさまざまな表現活動をさせることは、
自分の感情をうまく伝える練習になります。
なぜなら、表現活動は、
あらゆる感情やイメージや、
体の内側から来る動きを、
豊かに出し、整理整頓する作業だからです。
今、学校から、
学力向上のためにと、
表現活動の時間が減っていることは、
私は問題だと考えています
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