熱い気持ちで取り組んで! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

気持ちが熱いと、物事はどんどん進む。

嫌なことも、楽しめるところから始めようベル


子ども同士で、キャッチボールを、ある決まったメンバーで

やらないといけない場面がありました。


得意な子は、得意同士で組みたがり、

でも、そうすると、苦手な子がうまくならないのもわかっていて、

子どもながらに、苦手な子とも組まなくてはいけないと思っています。


苦手な子はただでさえ嫌なのに、

嫌がられているのを感じて、さらにやる気が失せています。


さあ、どうしましょう?


人生では、こういう場面、よくありますね。


子どもたちはグズグズ、モタモタ。

私は子どもの中の解決法を見ていました。


結果的には、ジャンケンで決めることになり、

苦手な子と組んだ子は、

「おまえ、へたくそ!」と、罵声を浴びせる始末。


これでは、苦手な子はますますボールが嫌いになるでしょうしょぼん


でも、この解決法は、いままで子どもたちが

大人に教わってきている、もっとも一般的な方法です。



そんなとき、私は思います。


「どうせやるなら、たのしくやろう音譜




そう切り替えるだけで、

楽しく物事にかかわる道が開けます。


私なら、まず最初に

得意同士、苦手同士が組んでやる時間をとります。

まず、得意な子が存分に楽しむことを保証するためです。

苦手な子も、苦手同士なら気楽です。


そして、しばらくして、得意な子が満足したら、

得意と苦手な子で組んで、

得意な子がうまい投げ方を教える時間。


その後は、大人が近くにいれば、

発表タイムをとってもいいでしょう。

苦手な子がうまくなった姿をみて、

何がよくなったかをみんなで言いあうのです。


なぜ、そんな方法をするのか?


★得意同士がキャッチボールする子で、

 ①自分のありのままが保証される。

  (特に、得意な子の気持ちが満足する事が大切!)

 ②自分が満足していると、人にやさしくなれる。


★それから人に教えると、

 ③人の役に立つことで、自分も嬉しい。

 ④人の成長が自分の成長につながる。


★発表し合うと

 ⑤人のいいところを、客観的に見て、新たに見つけることができる。

 ⑥教えた人にとっても、相手の成長が自信になる。

 ⑦みんなで喜びを共有し合うことができる。


これを、矢継ぎ早にしていきます。


ミュージカルで即興をしていてもそうですが、

気持ちが覚めることが、一番厄介です。


気持ちが熱いうちに、どんどん新しいことに取り組む。


それが物事を気持ちよく進める

最大のポイントだと、私は思います。


しらけても人生。

熱くても人生。


どうせなら熱く生きたいですねメラメラ