背中をほぐすと、
自分の本音が見えてくる。
素直に自分を発揮できたら、
人にも受けとめてもらえるんだね。
私は子どもたちに、少しでもボディートークの
体験をしてもらいたいと、こどもがたくさんいる
学童保育でも働いています。
その学童保育もいよいよ夏休み。
子どもたちは毎日、夏休みを楽しんでいます
その中で私が特に、
ボディートークの感性を発揮できるのが、
子どもたちのお昼寝です。
いつも突っ張って、言葉がきつくなる
小学2年生のYちゃん。
お昼寝するときに、私にそばに来てほしいと
言ってきました。
私は、これはチャンスだと、
背中をなでながら、
さりげなく「体ほぐし・心ほぐし」を始めます。
ずいぶんと家族に気を遣って、
言いたいことを我慢している背中です。
「ママに話したいこと、いっぱいあるんだねえ」というと、
「うん。でも、妹が小さいし、
お兄ちゃんがしゃべってばっかだし、さ」
本音が言えて、ホッとほぐれて、Yちゃんはぐっすり眠りました。
そして、起きると・・・いつも眉間にしわを寄せているのに、
今日は優しい顔になっています。
そして、私の膝に素直には言って、
存分に甘えていました。
本当はママにこうして甘えたいんだろうけど。
その後は友達の穏やかに遊んでいました。
自分の本音を知ってもらえて、体もほぐれる
ボディートークの「体ほぐし・心ほぐし」が、
各家庭であたりまえに普及したら、
家族はもっと笑顔になれるだろうなと思います。