子どもの持つイメージの力は無限大!
それを喜びの中で膨らまし、内側から動きを引き出すこと。
それこそが、「即興力」であり、「創造力」と「表現力」のベースになる。
今日は大阪府小規模校の教員研修会でした。
その中で、こどもたちと普段やっている表現活動を
公開授業という形でさせていただきました。
その授業の初めに、表現する上で大切にしていることを話させていただきました。
それは一人一人が持つ「イメージ」や「感情」を豊かに膨らませ、
体の内側からくる動きを素直に発揮すること。
私の師匠であるボディートーク協会会長の増田先生は、
この内からくる動きを「内動」と名付けられ、
それを引き出すことを大切に考えられています。
私もそれに習って、子どもの内動を引き出すことを、
日々、大切に指導を進めています。
たとえば、「納豆のネバネバを全身で表現してみよう」という題を出します。
子どもはそれぞれに「イメージ」を持ち、
ワクワクしながら、あるいは戸惑いながら、
自分の中の「納豆」の動きを引き出します。
表現に正解はありません。
より明快にイメージできた動きは、
魅力的で、人目を引きます。
それをみんなで見て、時には真似をして、
イメージを共有します。
それぞれの個性あふれる表現が素晴らしく、
そこから作られる振り付けは、
なんと個性的で楽しいものになることでしょう!!
喜びは心の栄養。
笑いは人生を明るく、幸せに導きますが、
子どもたちと即興表現をすると、
ほのぼのした笑いがあふれ、本当に幸せになります
こういった表現法が、日本全国であたりまえに
子どもたちに体験してもらえると嬉しいなあと、
夢は広がります