
私が指導する、こどもの表現教室「とぶくじら広場」では、
毎回、手づくりのおやつを出しています。
おやつ作りをしてくれるのは、
お子さんがつい最近まで、アレルギーがたくさんあって、
その息子にも、いろんなおいしいものを食べさせてあげたいと、
お料理をさまざまに工夫している方です。
私も「スタミナ納豆」「長芋グラタン」など、
おいしくてヘルシーな料理を、たくさん教えてもらいます。
ですから、おやつも季節を感じるものが選ばれ、みんなで季節を感じていただきます。
先日、こどもに聞かれました。
「どうしていつも、みんなでお菓子を食べるの?」
表現して疲れた体をクールダウンするための休憩を、
みんなで和気あいあいとすごすためが1番の理由ですが、
最近「同じ釜の飯を食うよさ」を感じています。
核家族化が進む中、どれほどのこどもたちが、
ワイワイと食べることを楽しんでいるでしょうか。
お腹を満たしながら、心が満たされ、
何気なく本音を語り合う時間の大事さを思います。
さて、最近、おやつが何からできているか、当てるゲームが流行っています。
先日は「カボチャプリン」。
「カボチャ!」「生クリーム!」「砂糖!」
そのあたりは、みんなにもわかるみたい。
後は「小麦粉?」「ブー」と、難問になってきます。
そんなとき、才覚を表すのが、みーちゃんです。
彼女は、プリンを食べつつ、
「生クリームのいい味が出てる!」と言える小学2年生。
そして、「ゼラチン!」と、なんなく正解を見つけだしました。
彼女を見ていて、
「そうか、おやつの中身をあてるのも、内を感じて、個性を引き出す感性」だと、感じました。
内を感じる力は、人生を豊かに、味わい深いものにしてくれますね!
顔もかわいいみーちゃんは、メディア向き?!
将来はお料理番組に出たり、レシピ本を出版していたりして…