「私はね、棚からボタモチを待つより、
自分で作って、人に食べてもらいたいのよ」
今日は名古屋市の「ギャラリーえん」さんで、
「ボディートークの心ほぐし、体ほぐし」の日でした。
レッスンを受けてくださった方の中に、
60代前半のステキな女性がいらっしゃいました。
体をほぐしながら話していると、
「 世の中には、棚からボタモチが落ちてくるのを
じっと待っている人がいるでしょう。
でもネ、私はどうせなら、
おいしいボタモチを作って、
それをみんなに食べてもらいたい。
損もするけど、それが私なのよね」
と、その方はおっしゃい、柔らかな笑顔を見せてくださいました
人を喜ばせることが、その方の喜びなのです。
それを利用する人がいたり、
辛い思いもするけれど、
それでも、そんな生き方を選んでいる自分を、
肯定も否定もせず、
受けとめていらっしゃるという話し方でした。
レッスンが終わると、
「あなたのやっているようなことは、
きっと、これから世の中のためになるわねえ」と、
喜んでくださいましたが、
私はその方をほぐしたことで、
人生のあたたかな先輩に、
大きな知恵と愛情をもらいました
「ボディートークの体ほぐし・心ほぐし」は、
相手の背中に触れることで、
相手の生命に触れているんだと、
改めて実感した一日でした