さあ、皆さんに質問です
「あっという間の夢中の時間」は、長いでしょうか?短いでしょうか?
楽しい時間は「あっ」と言う間に過ぎてしまいます。
ああ、あのときがもっと続けばいいのになあ~
そう思っても時は過ぎ去り、もう次がやってくる。
でも、思い出してみると、あんなこともした、こんなこともした
実は・・・もっとも充実した時間は「あっ」という間に過ぎるのです。
「あっ」という間は、濃密な生命の時間です。
だから、「あっ」という間がいっぱいあると、
多くの生命が弾む時間を得たことになるのです。
先日の私が指導する子どものための表現教室「とぶくじら広場」は、盛りだくさんの内容でした
長く続いた雨で、子どもたちはエネルギーをもてあましています。
練習前の会場準備から、兄弟がケンカを始めるほどです
そのエネルギー、表現にしちゃえば、いいものに高まっていきます
そこで、新しく「海賊の踊り」に取り組んだり、布を使って柔らかさを表現したり、
インディアンで踊ったり、いつもやっている『ピーターパン』の「海賊のシーン」をみんなで演じて、
見ていたお母さんたちのアンコールにこたえて、もう一曲披露
その中で子どもたちは次々に面白い表現をして、見ている人に幸せな笑いをもたらしてくれています。
インディアンの酋長になった子は、みんなの祈りの合間にソロで別の祈りの歌を歌うのですが、
だんだんそれっぽくなってきました
インディアン踊り子役の女の子二人も、動きがしなやかになってきました。
フック船長のセリフを受けるシュミー君とシュガー君を初めてやってみた男の子も、
その間合いから何から、まるでお笑いコンビのようでした
こちらが出すこと出すこと、どんどん表現し、すごく内容が濃いものになりました。
なのに、子どもたちは「あっという間だった」と、言っています。
ああ、子ども時間は無限だなあ~
こういう夢中の時間をいっぱい過ごしているのはいいなあと思います
あなたは、夢中の時間を過ごしていますか